州内で「デルタ株」の感染拡大を確認

2021.06.23

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局は22日(火)、3月にインドで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が、州内で感染拡大していることを確認したと発表した。

当局によると、22日(火)に新たにハワイ州内で確認された「デルタ株」の感染例は、オアフ島とハワイ島で確認され、オアフ島で確認された1例に関しては、渡航歴がない人物の感染であるとしている。

なお、当局では、州内で感染が確認されたデルタ株の感染者は、なんらかの症状を訴えてはいるものの、入院が必要なほどの重篤な症状を示した人はいないとしている。

州当局のエドワード・デズモンド博士は「症例が確認されてからゲノム検査が完了するまでに約3週間のギャップがあり、デルタ株の感染がすでに拡大している可能性があるのではないかと懸念しています」とコメント。感染拡大を防ぐにはワクチン接種が必要であるとし、市民に対し、ワクチンを接種するよう呼び掛けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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