ハワイ州保健局は4日(水)、州内の新型コロナウイルスの新規感染者の約80%がデルタ株の感染例であることが明らかになったと発表した。
ハワイ州では、7月に入って新型コロナウイルスの新規感染者数が急増。当局では、感染力が強いとされるデルタ株が新規感染者数の上昇に関連しているほか、新規感染者の多くがワクチン未接種者であるとしている。
インドを発祥とするとされているデルタ株は、非常に感染力が強い新型コロナウイルスの変異株として認識されており、CDC(米疾病対策センター)では、デルタ株の感染力は水痘(水ぼうそう)に匹敵するほど強いとしている。
なお、地域別でのデルタ株の感染率は、ハワイ郡が85%ともっとも高く、次いで、オアフ島の84%マウイ郡の70%、カウアイ郡の60%となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ