オアフ島では13日(月)より、島内にあるレストランやバーなどを利用する際に、新型コロナウイルスワクチンの接種証明書か陰性証明書の提示を義務付ける「セーフ・アクセス・オアフ・プログラム」がスタートしている。
60日間の期間限定で行われるセーフ・アクセス・オアフ・プログラムは、オアフ島内にあるレストラン、バー、フィットネスセンター、ボーリング場やビリヤード場、映画館、美術館、動物園や植物園の屋内施設などを利用する際に、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書か対象施設の利用48時間以内の陰性証明書の提示を義務付けるというもので、接種証明書か陰性証明書の提示は、利用者だけでなく、レストランなどに勤務している従業員も必須となっている。
島内にある飲食店関係者は「セーフ・アクセス・オアフ・プログラムの実施で、レストランの営業を継続できることには感謝していますが、ワクチン接種を希望しない従業員は陰性検査の結果が出るまでは就業スケジュールに組み込むことができないため、一部のサービスを提供できないなどの問題もあります」とコメントしている。
なお、セーフ・アクセス・オアフ・プログラムでは、新型コロナウイルスワクチンの接種記録を証明できるハワイ居住者向け新アプリ「スマート・ヘルスケア・カード」のほか、紙のワクチン接種カード、ワクチン接種カードの画像が利用可能となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ