ハワイ州のイゲ知事は1日(金)、州内で新型コロナウイルスの感染拡大が収束していないとして、現在実施している感染拡大防止策の緊急事態宣言の延長を決定。今後少なくとも60日間は規制緩和などは行われない見込みとなっている。
イゲ知事は、デルタ株によって州内での感染者数、入院者数、死亡者数などが増加する前、州でのワクチン接種率が70%に達した時点ですべての規制を撤廃するとしていた。なお、1日(金)の時点で、州内でのワクチン接種率は68%となっている。
イゲ知事側は今回延長が決定した感染拡大防止策の詳しい詳細を明らかにしていないものの、関係者は、現在規制策として用いられている、公共の屋内でのマスク着用義務や、州外からの到着者に対し、ワクチン接種の証明書または陰性証明書を提示できない場合、10日間の隔離を義務付けるとした「セーフ・トラベル・プログラム」は引き続き行われる見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ