ハワイ州教育局は8日(月)、州内にある参加校で、5~11歳の子どもに対するワクチン接種がスタートしたと発表した。
オアフ島カリヒ地区にあるカリヒウカ小学校では、8日(月)に初のワクチン接種が行われ、同校に在籍しているワクチン接種対象の児童の4分1にあたる約60名がワクチンを接種している。
保健省によると、州内にある約160の学校が校内でのワクチンクリニックの開催に関心を示しているほか、州内にある医療施設や薬局、大規模な予防接種会場でも予防接種を受けることが可能となっており、保健省の広報担当者であるブルック・ベーア氏は「今後3週間で大半の学校でのワクチン接種を可能にし、クリスマス休暇が来る前に、子どもたちへのワクチン接種を行いたいです」とコメントしている。
なお、子どもたちへのワクチン接種に関して、接種時に保護者の付き添いが可能か否かは各学校での対応によって異なっており、カリヒウカ小学校では、接種エリアが狭いことと、保護者の接種状況を確認するために人手がかかるなどから保護者の付き添いは不可したため、児童の中には、別の場所でのワクチン接種を予定している子どももいるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ