ハワイ州当局は2日(木)、ハワイ州内初となる新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者が確認されたと発表した。
当局によると、感染が確認されたのは、渡航歴がなく、過去に新型コロナに感染したことのあるワクチン未接種のオアフ島在住の65歳未満男性で、現在、自宅で経過観察中となっているものの、症状は中程度から軽度であるとしている。
州の疫学者であるサラ・ケンブル博士は記者会見で「オミクロン株に関しては、いまだに判明していないことも多く、多層的な戦略が必要です。感染拡大防止のため、引き続きマスクを着用し、ワクチン接種や追加のブースター接種などを行うことを推奨しています」とコメントするとともに、ハワイ州内でさらなるオミクロン株の感染者が確認される可能性は高いとの見方を示している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ