ホノルル市当局は9日(木)、オアフ島内で運行されているザ・バスとザ・ハンディバンの運営会社のオンラインサーバーへのアクセスが不可能になったと発表。ランサムウェアによるサイバー攻撃とみられている。
当局によると、今回サイバー攻撃を受けたのは、ザ・バスとザ・ハンディバンを運営する民間企業のバス・トランジット・サービス社のサーバーで、現時点で身代金の要求などはないものの、サーバーへのアクセスがいつから再開できるかは不明となっている。
なお、今回のサーバー攻撃によって、ザ・バスの運行の遅延などはないものの、ザ・ハンディバンでは、顧客の予約にアクセスすることができないなどの問題が出ており、利用者に影響が出ているほか、カリヒ地区にあるカリヒ・トランジットセンターにあるバスパスのオフィスでのHOLOカードやバスパスの購入が不可となっている。ただし、HOLOカードやバスパスは、島内にあるサテライト・シティホールやほかの小売店では購入することができる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ