ハワイ州内で販売されているガソリンの平均販売価格の上昇が続き、州の一部地域では1ガロンあたりのガソリン価格が$6超となるなどしており、島民から不満の声が上がっている。
ラナイ島では、24日(月)にガソリン価格が1ガロン$6.39を記録。ラナイ島の住民のひとりは「ラナイ島にはガソリンスタンドが1件しかなく、ほかの場所で給油するという選択肢がないために、ガソリンスタンド側の提示する価格に従うしかありません」とコメント。ラナイ島では、24日(月)のガソリン価格に関する動画が翌日の夕方にネットに投稿されたことなどもあり、26日(水)には、1ガロン$5.95に引き下げられたとしている。
なお、モロカイ島では1ガロンあたりのガソリン価格は$5.32、マウイ島カフルイ地のスタンドでは$5.02などとなっており、専門家は、ガス料金の高騰は、ロシアのウクライナ侵攻の可能性など、世界的なエネルギー供給に関する緊張状態に影響されており、状況が緩和されれば、ガソリン価格も下落するだろうとの予想を明らかにしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ