ハワイ州議会では現在違法花火の取り締まり強化を目的とした新法案の導入について検討が続けられている。
州議会では違法花火の取り締まり案として、違法輸入された花火を摘発するタスクフォースを設立する法案や、爆発物探知犬を活用して輸送コンテナをランダムに検査する法案など、さまざまな法案が提出されており、ホノルル警察に潜入捜査班を新設する法案を提出したジャレット・ケオホカロル上院議員は「違法花火の問題にはさまざまな要因があるものの、もっとも大きな要因は違法花火を使用しても罪に問われることがないと思っている人々がいることです」とコメントしている。
ハワイ州では、花火の使用に関して大晦日の21:00から元旦の1:00までの間に、許可を得ている場合のみ爆竹の使用が許可されているものの、年間を通してあらゆる種類の違法花火の使用が問題となっており、2021年の大晦日には、ホノルル市内で指の切断を含む11人の花火関連の負傷者が確認されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ