ハワイ州議会では、違法花火の取り締まりを強化するための法案についての検討を続けており、下院消費者保護委員会では、違法花火に関する罰金の引き上げ案などを可決している。
今回、下院消費者保護委員会で可決された案では、違法花火に関する罰金を現在の$2,000から$5,000に引き上げるほか、一部の違反を騒音公害として取り締まることを可能にすることなどが盛り込まれている。また、違法な花火を通報した場合に報奨金を出す案の導入も提案されているものの、現時点では報奨金の金額などは設定されていない。
委員会ではこのほか、違法な花火の輸入を取り締まるタスクフォースの導入案についての検討が行われたものの、過去に同様のタスクフォース案が失敗しているとして、取り締まりを行うタスクフォースの導入についての案は却下している。
なお、違法花火の取り締まりに関する法案の検討は続けられており、今後、公聴会なども行われる予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ