NOAA(米海洋大気局)は、マウイ島ラハイナ沖で釣り糸などが体に巻き付いたザトウクジラの救出を行ったと発表した。
NOAAによると、12日(土)にツアーボートが、ラハイナ沖で子クジラと雄のパートナーと一緒にいた母クジラの姿を確認。母クジラの頭部と胸ビレの前に550フィート以上の釣り糸がしっかりと巻き付いている状態だったため、当局側が14日(月)に救出活動を行った。
関係者によると、母クジラには、12種類の糸や網が絡まっており、その中には直径1.5インチ以上と推定される太い糸が少なくとも30フィート(約3.5メートル)は含まれていたとしている。
当局では市民に対し、釣り糸などが巻き付いた状態の海洋生物を発見した場合は、NOAAのホットライン(888-256-9840)に報告するよう協力を呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ