支払い処理会社Doxoが発表した最新の「アメリカの家計費調査」で、ハワイ州は全米でもっとも月々の生活費の負担額が大きい州であることが明らかになった。
最新の調査結果によると、ハワイの平均的な家庭は、住宅ローン、自動車、健康保険など、最も一般的な10の生活費に毎月$2,900以上を支払っており、この金額は全米平均よりも45%高い水準となっている。
専門家の一人は「ハワイと他州の世帯収入を比較すると、ハワイの世帯収入はかなり良いように見えますが、それはハワイ州が全米でもっとも生活費の負担が大きいからです。ハワイに住んでいる人々は家計のやりくりがいかに大変か知っています」とコメントしている。
なお、ハワイ州の生活費の高さは長年の懸案事項のひとつとなっており、州の議員たちは、最低賃金の引き上げや、働く親への税額控除の拡大など、生活費の負担を軽減する方法を検討している。
参考:KITV4