マウイ島マカワオ地区にある私立校のシーベリー・ホール・スクールで、特別な訓練を受けた4頭のコロナ探知犬が生徒と教師のウイルス検査を実施している。
世界初の試みとなっているコロナ探知犬によるウイルス検査で活躍しているのは、非営利団体のアシスタント・ドッグ・オブ・ハワイに属している4頭のラブラドールレトリーバーで、犬たちは登校してきた生徒や職員の綿棒のサンプルを嗅ぎ、リアルタイムでウイルスを検出している。
関係者は4頭のコロナ探知犬について、クイーンズ・メディカル・センターでの研究に参加し、極めて高い精度でコロナのウイルスを検出することに成功し、異なる新型コロナウイルスの変異体を検出することができるだけでなく、無症状でも人々が感染しているかどうかを伝えることができるとコメント。将来的に学校、病院、空港などで、コロナ探知犬によるスクリーニングを行うことができるようにすることが目標であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ