HECO(ハワイ電気局)は、原油価格の高騰やウクライナ情勢などを理由に、ハワイ諸島各地での電気使用料金の値上げを行う予定であると発表した。
当局では、今後数カ月間に値上げを実施する予定で、オアフ島では約10%、マウイ島とハワイ島では約20%の値上げが行われる可能性がある。
いっぽう、カウアイ島での電気使用料金の値上げ率は2~10%になる見込みで、カウアイ島電力協同組合によると、島内の電力の約70%が再生可能エネルギーで、ハワイ電気局の発電エネルギーは約38%となっており、電気使用料金の値上げ幅はほかの島と比較して低くなるとみられている。
カウアイ島電力協同組合では、島内での再生可能エネルギーでの発電量を90%近くまで引き上げたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ