ハワイの老舗ウクレレメーカーであるカマカウクレレの伝説のウクレレ製作者として知られるサミュエル・カマカ・ジュニア氏が15日(火)に永眠した。99歳だった。
サミュエル・カマカ・ジュニア氏は、1950年代に父親で特許を取得したカマカのウクレレの創業者であるサミュエル・カマカ・シニア氏から家業を継ぎ、工場を現在のカカアコ地区サウスストリートに拡張。40年以上にわたって、父のアドバイスを守りながら、ハワイアンウクレレづくりの伝統を受け継いで活躍していた。
関係者によると、サミュエル・カマカ・ジュニア氏は、カマカの弦楽器に数え切れないほどの革新をもたらした人物として知られ、彼の親切で控えめで寛大な性格は多くの人々に愛されたとしている。
なお、サミュエル・カマカ・ジュニア氏は、100歳の誕生日を3ヵ月後に控えた3月15日(火)、家族に囲まれながら静かに息を引き取ったとされている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ