世界一周航海に成功した古代ポリネシアで用いられていた木造航海カヌー船のレプリカとして知られるホクレア号は27日(水)、赤道を横断。タヒチへの航海での大きな節目を迎えた。
ホクレア号は現在、ハワイからタヒチへの航海を実施中で、ハワイ出港後10日めにハワイ島ヒロから約1,300マイルにある赤道の横断に成功している。
ホクレアのレフア・カマル船長は「私たちは、赤道という特別な場所に到達しました。北半球から南半球へと移動するこの地点は、私たちの航海者、クム、ナビゲーター、そして先祖が認める非常に重要な場所です」とコメントしている。
なお、ホクレア号は今後、トゥアモトゥ諸島に向かって航海を続け、今回の航海の目的地であるタヒチには来週金曜日に入港する予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ