2021年度のポイント・イン・タイム・カウントで収集された最新データで、オアフ島内の路上生活者の人数がわずかに増加していることが明らかになった。
最新のデータによると、オアフ島内にいる定まった住居を持たずに生活しているホームレスの人々の人数は、2020年度の4,448人から約11%減の4,000人弱となったものの、そのうち約60%が路上で生活しており、島内の路上生活者の人数は前年と比較して若干増加となっている。
データではこのほか、新型コロナウイルスのパンデミックの影響などで、シェルターで生活しているホームレスの人々の人数が約24%減となり、シェルターから出て路上での生活を送るようになった人の割合が0.9%増となったほか、退役軍人や子どもがいるホームレスの人々の人数が減少していることも明らかにしている。
なお、ポイント・イン・タイム・カウントの報告書は、連邦政府が義務付けた国勢調査で、ホームレス対策などの連保政府資金の配分を決定するために使用されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ