米国国勢調査局が1日(日)に発表した調査結果で、ハワイ州が2020年の国勢調査で最も「過大集計された州」であることが明らかになった。
今回明らかになった調査結果によると、ハワイ州は約6.8%過大集計されており、専門家は新型コロナウイルスのパンデミックのためにハワイ州内に保有している別荘に滞在していた人々や、春休みにハワイに滞在していた学生たちが、調査結果の数に影響を与えたとの見方を示している。
当局では、ハワイ州は今回の過大集計によって、今後10年間、連邦政府から適正な資金援助が受けられない可能性があると指摘。一方、フロリダ州やテキサス州など、国勢調査のカウント数が少なった州では、今後、議会の議席を失う可能性があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ