オアフ島ダウンタウンにあるカワイアハオ教会の敷地内で発見された600体以上の人骨が、ふたたび敷地内に埋葬されることが明らかになった。
今回、カワイアハオ教会の敷地内に再埋葬されることになった人骨は、カワイアハオ教会で計画が進められていた多目的センター建設工事中に発掘されたもので、オアフ島埋葬審議会ではこれらの人骨について、発見された場所から約10フィート離れた場所に再埋葬されることが決定したとしている。
なお、今回再度埋葬が決定となった人骨のうち、生存が確認されている子孫は84人で、そのうちの一人であるカレフア・カモハリイ・カセレスさんは「これらの先祖の人々は、長い間、再埋葬されるのを待っていたのです。再埋葬が決定したことは、再埋葬されることになった先祖の魂の癒しのために最も重要なことですが、生きている子孫にも大きな影響を与えます」とコメントしている。
カワイアハオ教会では、2006年に多目的センターの建設に着手。しかし、敷地内から多数の人骨が発見されたため、最終的にセンターの建設計画を断念している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ