世界一周航海に成功した古代ポリネシアで用いられていた木造航海カヌー船のレプリカとして知られるホクレア号と姉妹船のヒキアナリア号が16日(木)、数カ月のタヒチ航海を終えてホノルルのサンドアイランドに帰還した。
マスターナビゲーターのナイノア・トンプソン氏は「航海は時に困難で壮大なものとなりましたが、乗組員たちは粘り強く発生した問題に対処して航海を乗り切りました」とコメント。今回のタヒチへの航海は、来年予定されている太平洋を巡る41,000マイルのモアヌアケア航海の前哨戦となるものとなっており、トンプソン氏は、来年は10人の新キャプテンから始めて、翌年はその倍の人数の新キャプテンの確保を目指しており、2024年までに20人の船長を育てるのが我々の任務であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ