ホノルル市のローガン新警察署長は6日(水)、公共の場での銃器携帯を求める住民からの申請が急増していることを明らかにした。
米国では、約2週間前に連邦最高裁判所がけん銃の携帯を制限しているニューヨーク州の州法について、銃を所持する権利を保障する憲法に違反しているという判断を示したことを受け銃器の携帯を求める市民からの申請が増加。ホノルル市でも連邦最高裁の決定後より、ホノルル市での銃の携帯に関する申請が48件あったとしている。なお、最高裁決定前の申請数は3件だった。
ローガン警察署長は、48件の申請について「現時点でこの48件の申請は、今後どのように進めていけばよいか、必要な決定が出るまで保留になっています」とコメント。
なお、専門家は連邦最高裁の銃携帯に関する決定によって、ハワイの銃刀法が撤廃されるようなことはないものの、今後、公共の場での銃器の携帯に関するハワイの厳しい規制が緩和される可能性はあるとの見方を示している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ