オアフ島ワイキキのカイマナビーチで9日(土)、絶滅危惧種であるハワイアンモンクシールのベビーが誕生。当局では、ビーチに子育て中のモンクシールの母子がいるとして、ビーチの訪問者に対し、モンクシールに接近しすぎないよう注意と理解を求めている。
今回カイマナビーチで出産したのは、Rocky(ロッキー)という名前で認識されているハワイアンモンクシールで、当局側は、今後5~7週間はカイマナビーチ周辺で子育てを行うと予想。絶滅危惧種のモンクシールの母子を保護するため、周辺への一般の立ち入りができないよう配慮するとともに、市民に対し、出産直後で子育て中の野生動物は通常と比較しても攻撃的になりやすいため、モンクシールが安心して子育てできるよう、離れた場所から見守ってほしいと呼びかけている。
なお、ロッキーはこれまでカウアイ島で12頭の子どもを出産しているほか、ワイキキでも2頭を出産。2017年6月にもカイマナビーチで出産し、その時に誕生したモンクシールは「カイマナ」と名付けられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ