ハワイ州教育局は12日(火)、ハワイ州内にある公立校で実施していた屋内でのマスク着用措置を撤廃すると発表。まもなくスタートする新学期より、学校でのマスク着用は任意となる。
当局では、公立校でのマスク着用措置を撤廃する理由として、新型コロナウイルスの感染率は高いものの、重症化して入院したり死亡したりする率が比較的低いためと説明。州疫学者のサラ・ケンブル博士も、すべての年齢層でワクチンが広く利用可能であることと、地域社会の免疫レベルが高いことなどから「マスクの着用措置を撤廃することは、正常な状態へと前進する機会です」とコメントしている。
当局ではこのほか、濃厚接触者になった場合のガイドラインの変更も検討中で、詳しい詳細はまだ明らかにしていないものの、家庭内で濃厚接触者となった場合には自主隔離を行うことを推奨するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ