ホノルル市当局は、市内にある飲食店が店先の歩道などの公共スペースを使って飲食サービスを提供することを許可する法案27号を承認。この法案により、飲食店は店先の公共スペースを利用して飲食サービスを行う許可を1年間申請することができるようになる見込みとなっている。
ホノルル市では、新型コロナウイルスのパンデミック時に、飲食店支援として一時的に飲食店の外の歩道にテーブルを設置し、飲食サービスを提供することを許可する措置を導入。しかし同措置は2022年の3月に終了していた。
飲食店関係者のひとりは「新型コロナウイルスのパンデミック時に屋外での飲食サービスが許可されていなったから、営業を続けることはできなかったでしょう。新型コロナウイルスのパンデミックは収束してきていますが、外の方が安全だからということで、食事を楽しんでくれる顧客も多く、今回の法案27条の承認は非常に意味があることです」とコメントしている。
なお、当局は現在、法案27条下での許可プロセスの詳細を詰めており、8月末までにこのプログラムの実施を開始したいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ