ホノルル市当局では、オアフ島内で今年3月から実施されている10%の節水自主規制を受け、島内にある飲食店に対し、顧客からのリクエストあった場合にのみ飲み水を提供するよう注意を促している。
当局が今回明らかにした飲食店での飲み水の提供制限措置は1992年から施行されているもので、飲食店など、食品を販売するすべての場所に適用されるほか、規則に違反した施設には、違反1回につき$50の罰金が科せられる可能性がある。
ホノルル水道局によると、オアフ島では雨量が少ないことによって引き起こされている干ばつのほか、レッドヒル地区で発生した米海軍による水質汚染問題によって、島内にある井戸の一つが現在も一時閉鎖となっていることなどで、今年3月より10%の節水自粛規制を導入。水の使用量を調整し、計算するためにできることはやったものの、島内全体での水の需要を減らすためには地域の人々の協力が必要であるとして、市民に対して理解と協力を呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ