ハワイ州当局は、電子タバコJuul(ジュール)社との訴訟が和解したと発表。ジュール側から和解金として約700万ドルを受け取ることが明らかになった。
ジュール社に対してはハワイを含む全米の34の州が、未成年者にアピールする広告キャンペーンを故意に行うなど、ジュール社側が製品が引き起こす健康リスクの可能性を軽視し、未成年の間での電子タバコのまん延を助長したとして訴訟を起こしていた。
なお、ジュール社側は今回の訴訟での和解によって、総額約4億4,000万ドルの和解金を支払うことになるほか、35歳以下の人をマーケティングに含めないことや、広告や有料プロダクトプレースメントでの漫画の使用禁止、公共交通機関での広告や無料サンプルの提供なども禁止されることとなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ