ハワイの大手航空会社であるハワイアン航空は、同社の米国を拠点に勤務している従業員に対して行っていた新型コロナウイルスのワクチン接種義務措置の撤廃を発表した。
ハワイアン航空では、新型コロナウイルスのパンデミック時に従業員に対してワクチン接種を行うよう通達。一部の従業員は2021年に「ワクチンを接種せず、接種できない合理的な理由が承認されない場合には1年後に解雇される可能性がある」と警告するハワイアン航空側から提示された確認書に署名し、休暇プログラムを選択した人がいたものの、今回のワクチン接種義務措置が撤廃されたことで、休職者の多くは段階的に復職できるとみられている。
なお、ハワイアン航空側は、ワクチン接種を行わないと選択し、休暇プログラムにも参加しなかったことで解雇となった一部の従業員について、新規採用として空いているポジションに応募することは可能であるとしている。
参考:KITV4