オアフ島ワイキキで1972年に起きて迷宮入りとなっていた殺人事件の犯人が、最新のDNA鑑定で判明したことが明らかになった。
当局によると、今回DNA鑑定で判明したのは、1972年1月にワイキキで起きたナンシー・アンダーソンさん(当時19歳)の殺人事件の犯人で、事件発生現場となったアンダーソンさんのアパートから押収されていた血が付着したタオルから、事件当時にUHの大学院の助手を務め、現在ネバダ州リノにいる元弁護士のテューダー・チリラのDNAが検出されたとしている。
なお、裁判所によると、チリラは警察当局がDNAサンプルを採取した2日後に自殺を図ったものの一命は取り留めており、今週中にリノの裁判所に出頭し、今後、ホノルル警察当局が身柄の輸送などの手続きを行うと見られている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ