ハワイに拠点をおく大手航空会社のハワイアン航空と、テキサス州ダラスに拠点をおくサウスウエスト航空の2社が、ハワイ諸島間を結ぶ航空便の格安航空券を販売している。
今回の格安航空券の販売は、2019年にハワイ市場に進出してきたサウスウエスト航空が、片道$39の格安航空券を販売したことでスタート。ハワイアン航空も追随する形で同じく片道$39の航空券の販売を行っている。
専門家は「ハワイ諸島間を結ぶ格安航空券の販売は、利用者に恩恵をもたらすものの、両航空会社ともに片道$39では利益が出ていないチキンゲームを繰り広げることになっています」とコメント。サウスウエスト航空はハワイアン航空に対して、格安航空券の販売で優位性を保とうとしているのだろうとしている。
なお、サウスウエスト航空のハワイ諸島間便の運営は赤字となっているものの、同社はハワイ諸島間を結ぶ便のさらなる増便を計画している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ