ハワイ火山国立公園は5日(水)、地震活動が活発化しているとして、マウナロア山の山頂にある未開地への立ち入りを一時的に制限すると発表した。
USGS(米地質調査所)などによると、現時点でマウナロア山の噴火の危険性が高まっているということではないものの、6月には1日に最大10回ほどだった群発地震が、ここ2週間は1日50回程度に増加しており、予防的な措置として一時的に山頂の一部を閉鎖することを決定したとしている。なお、マウナロア山が最後に噴火したのは1984年だった。
当局では、マウナロア山頂の一部地域を一時的に閉鎖するものの、マウナロア・ロードと標高6,662フィートのマウナロア展望台は引き続き一般公開は引き続き行うほか、今後も群発地震や地震波の監視を継続するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ