オアフ島のカピオラニ・メディカル・センターなどでは、RSウイルスに感染した子どもの患者数が急増しており、同院のERに長蛇の列ができていることがあることが報告されている。
ハワイ州ヘルスケア協会のヒルトン・レイテル氏によると、呼吸器系のRSウイルスが重症化すると、抗生物質の投与や点滴投与、さらに気道が狭くなっている場合には酸素吸入が必要となる可能性もあり、新型コロナウイルスの感染拡大と同様に、RSウイルスの感染者増加も州内の医療体制を圧迫する可能性があるとしている。
レイテル氏は、カピオラニ・メディカル・センター内には14床の小児集中治療室があるものの、現時点ですでに満床となっているとして、今後、さらなる患者の増加に対して警戒を強めているとしている。
参考:KITV4