ハワイ州当局では、CDC(米疾病予防管理センター)が新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した2価ワクチンの接種年齢を5歳以上に拡大したことを受け、州内でもまもなく5歳以上に対する2価ワクチンの接種が可能となると発表した。
米当局では、オミクロン株に対応した2価ワクチンの接種年齢を、モデルナ社製は6歳以上、ファイザー社製は5歳以上に拡大。ハワイ州当局では、ファイザー社製の二価の小児用ブースター14,000個を注文しており、まもなく州内での接種を開始できるだろうとしている。
州内には現在、5歳から11歳までの約118,000人の子どもたちが居住。そのうち約40%がワクチンを接種済みで、今回、2価ワクチンの接種ができるようになるとしている。
なお、州保健局によると、春と比較して、州内での新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあり、7日間の平均患者数、陽性率、死亡者数などが最も少なくなっているものの、アジアやヨーロッパで感染者が増加しているほか、海外旅行の需要が増加していることなどから、年末年始に旅行を予定している場合には、二価ワクチンの接種を検討するようアドバイスしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ