オアフ島ワイキキにあるホノルル動物園に、新たに3頭のフェネック(別名フェネックギツネ)が仲間入りしている。
ホノルル動物園の新メンバーとなったのは、モアナ、アウカイ、ヴァイテアの3頭のフェネックで、関係者によると、動物園水族館協会の種保存計画の一環として、4月22日にオクラホマ州から雌のモアナと雄のアウカイがハワイに到着。120日間の検疫を受けている間に2頭の子どもである雄のヴァイテアが誕生している。
ホノルル動物園では、今年6月に同園で飼育していたフェネックのプカが12歳で永眠しており、同園のリンダ・サントス園長は「私たちのスタッフは、2頭のフェネックを受け入れ、可能な限り最高の環境を提供すべくサポートするとともに、新たに生まれたフェネックを保護するために2頭と協力しています」とコメントしている。
なお、来場者は、モアナとアウカイの2頭には、園内にあるアフリカンサバナ地区で会うことができるものの、ヴァイテアは生後6カ月までは病院で過ごす必要があるため、現時点では園内で会うことはできないとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ