マウイ郡のビクトリーノ郡長が1カ月以上前に発表した、車中泊する路上生活者が郡の駐車場を利用することを認めるプログラムが遅延となっていることが明らかになった。当局側は当初、10月1日より同プログラムの試験導入を開始したいとしていた。
同プログラムについて当局関係者は、車中泊する路上生活者向けの駐車場の提供にあわせて、簡易トイレ施設の設置や、駐車場の場所を援助を必要とする人々を助けることができる社会サービス施設の近くにする案などが盛り込まれていたものの、プログラム導入に関するプロセスに不透明な点も多く、プログラムの進行が一時的に停止となっているとしている。
なお、郡当局ではこれからプログラムの進行に関する話し合いなどを行っていくとしながら、現時点で同プログラムの試験導入開始時期がいつになるのかは不明となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ