マウイ島ノースショアのホロムアロード周辺で、路上生活者の人数が増加傾向にあり周辺住民から懸念の声があがっている。
ホロムアロード近くの旧マウイ高校の管理人であるマイク・アデ氏は「ここ6週間ほどで路上生活者の人数などが増加しており、路上には路上生活者のテントや車のほか、タイヤやそのほかのゴミなども増殖するような状況となっています」とコメント。とくに衛生面が気になるとしている。
いっぽう、ホロムアロード周辺で約6カ月前から路上生活をしているというジョン・スミス氏は「ホロムアロード周辺に路上生活者が増加することになったのは、カフルイ地区のアマラプレイスにあった島最大のホームレスキャンプを郡が撤去してからで、路上生活者の多くは島内の別のホームレスキャンプから追い出されてやってきた人ばかりです。路上生活者の多くは規制が多いシェルターへの入居は拒否する傾向にあり、ここなら星空や夕日も楽しめるので生活を続けています」とコメント。今後、ポータブルの公衆トイレを設置することなども検討中で、現時点でシェルターへの入居などは検討していないとしている。
なお、住民からは当局に対してホロムアロード周辺を以前の安全な状況に戻してもらいたいとの訴えが当局などに対して行われている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ