最新の調査結果で、オアフ島にある賃貸物件の賃料が前年と比較して8%上昇していることが明らかになった。
不動産コンサルタントであるリッキー・キャシデイ氏によると、オアフ島の賃貸物件の賃料は過去5年間で約19%上昇。昨年からは8%増と過去5年間で最高の値上がり率となっており、とくに低賃金で働いている世帯の人々が家賃の高騰によって住宅の借り替えなどの問題に直面しているようだとしている。
キャシディ氏は賃貸価格が上昇している背景には、低所得者向けの住宅が圧倒的に不足していることと、新たにオアフ島に引っ越してくる人々が少ない賃貸物件マーケットで物件を争って探すためとの見方を示すとともに、米国での金利上昇が緩和しない限り、賃貸価格の上昇は続くだろうとしている。
参考:KITV4