ホノルル警察は3日(木)、先週金曜日の時点で公共の場での銃器携帯を求める市民からの申請書の件数が575件にのぼっていると発表した。
米国では、約2週間前に連邦最高裁判所がけん銃の携帯を制限しているニューヨーク州の州法について、銃を所持する権利を保障する憲法に違反しているという判断を示したことを受け銃器の携帯を求める市民からの申請が増加。ホノルル市でも連邦最高裁の決定後より、ホノルル市での銃の携帯に関する許可申請書の提出が増加している。
しかしホノルル警察側は、銃携帯許可証の取得方法や資格などに関する規則を更新中であるとして、577件の申請をひとつも許可しておらず、当局側はオアフ島での銃携帯に関する規制の更新時期については、近い将来とのみコメントして、具体的な日付けなどは明言していない。
いっぽう、ハワイ島などでは銃携帯に関する許可証の発行がすでにスタート。ハワイ島では、銃規制を緩和した連邦最高裁の判決を受け、これまでに19件の銃携帯許可証が発行され、さらに58件の申請書が承認待ちとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ