オアフ島アラワイ運河で15日(火)、アラワイ運河の水質改善を目的としたアラワイ・プロジェクトの一環として、州在住の小学生と日本からハワイを訪問中の旅行会社H.I.S社の関係者などが「元気玉」を投入するイベントが行われた。
今回、アラワイ運河に投入された「元気玉」は、微生物や植物等の生物が持つ化学物質の分解能力、蓄積能力などを利用して土壌や地下水等の汚染浄化を図る技術であるバイオレメディエーションで生み出されたもので、元気アラワイプロジェクトのマリアン・コバヤシさんは「元気玉によって水中のヘドロが一掃され、ヘドロがなくなることで底や砂、岩が見えるようになるほか、小魚などの生態系も戻ってくるようになります。微生物の働きには目を見張るものがあります」とコメントしている。
なお、アラワイ運河にはすでに2万個の元気玉がアラワイ運河に投入されており、関係者は、将来的に30万個の元気玉を投入することが目標であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ