オアフ島のパールリッジモールに手話のできるサンタクロースが登場。州内に住む約200名の耳の不自由な子ども達との交流が行われた。
毎年、聴覚障碍者の子どもたち向けとして行われているイベントは今回で30回め。同イベントは州内で唯一、手話ができるサンタクロースと子どもたちが交流できる機会として知られているものの、今年のイベントでは格安航空会社のサウスウエスト航空が協力。同航空会社が他島に住む耳の不自由な子どもたちとその家族をオアフ島に無料で招待したことで、より多くの子どもたちが手話ができるサンタクロースとの交流を楽しんだ。
保護者のひとりであるメアリー・ボルディングさんは「耳が不自由な家族がいる家庭であっても、私たちは子どもたちにサンタクロースがクリスマスにプレゼントを持ってきてくれるというストーリーを教えて子育てをしています。手話ができるサンタクロースとの交流は、子どもたちが通訳を介すことなくサンタクロースとコミュニケーションをとることが出来るので嬉しく思っています」とコメントしている。
参考:KITV4