ハワイ火山観測所は11日(日)、火山活動が続いているハワイ島のキラウエア山に関し、山頂での噴火活動が一時停止ているようだと発表した。
火山観測所によると、キラウエア山のハレマウマウ火口内の西側のベントから溶岩流の流出が停止。溶岩湖は完全に閉じた状態で新たな溶岩の流出は確認されていないとしている。
キラウエア山では2021年9月29日に噴火が始まって以来、290億ガロン以上の溶岩が山頂のハレマウマウクレーターに噴出。クレーター内の床を約469フィート上昇させている。
なお、当局ではキラウエア山の活動休止とマウナロア山での火山活動の減速の間に何らかの関連性があるかどうかは完全に明らかになっていないとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ