ハワイ島のマウナケア山では、今週初めに州を襲った強い冬の嵐で積もった雪を取り除くため、山頂へ向かう道路の一時閉鎖が続いている。
ハワイ大学ヒロ校マウナケア・スチュワードシップ・センターによると、マウナケア山頂付近では、時速100マイル以上の風とみぞれ、氷雨、大雪に見舞われ、山頂への道路の2分の1マイルの区間で最大10フィートの積雪を観測。除雪車などを駆使した雪の撤去作業が行われているものの、道路開通までには数日はかかるとみられている。
なお、マウナケア山のビジターセンター関係者は、冬山の天候は急激に変化する可能性が高いほか、遠隔地であるため、緊急サービスが対応するまで2時間かかる場合があるだけでなく、携帯電話の電波も届きにくく、緊急用の公衆電話も山頂に1つしかないとして、訪問者に対して十分に注意するよう呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ