ハワイ州は全米でももっとも住みやすい州の一つとされているものの、最新の国勢調査で、ハワイ州から経済的なことなどを理由に他州などへ引っ越す人の人数が増加していることが明らかになった。
最新の調査結果によると、過去1年間でハワイ州から他州などへ移住した住民の人数は15,000名以上で、5年前の13,000名から大幅増となっている。
非営利団体のGrassroot Institute of Hawaiiの調査によると、ハワイ州外へ移住する人々の主な移住理由は、住居費と税金の負担や政府の各種規制となっており、同団体関係者は何世代にもわたってハワイに住んでいる家族が、ハワイにいられなくなっているとして「今こそ議員たちが、企業を誘致し、人々が楽園で暮らすのに十分な報酬を得られるような仕事をもたらす政策に踏み切るべきです」とコメントしている。
参考:KITV4