ハワイ大学は土曜、マウナケア天文台群の冷却システムの冷却液漏洩に関する調査を進めていると発表した。
ハワイ大学によると、液体は水70%と、アメリカ合衆国環境保護庁により有害物質に分類されているエチレングリーコール30%で構成され、一般的に冷却システムの不凍液として使用されている。
推定容量約480ガロンの密閉型冷却システムから放出された液体の量は、現時点で不明で、ハワイ大学は漏洩した液体の混合物と正確な量を調べるために研究所と契約した。
冷却システムは、12月中旬に冬の嵐のために電源を切り、1月10日にスタッフが再起動できなかったことで漏洩が検出された。
漏洩の原因とその影響は現在調査中で、調査が完了するまで冷却システムは稼働停止となる。
漏洩に関する通達は、ハワイ州保健省にも届いている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ