オアフ島ワイキキのアラワイ運河に絶滅危惧種であるハワイアン・モンクシールが出没。アラワイ運河の水質が改善されている兆しだとみられている。
アラワイ運河では、アラワイ運河の水質改善を目的としたアラワイ・プロジェクトが行われており、関係者は、昨年11月に水質改善ツールの「元気玉」を投入後、カメ、マンタレイのほか、アホレホレやパピオ、バラクーダなどの魚の姿も確認されており、以前と比較してより多くの動物がアラワイ運河周辺に生息しているようだとしている。
なお、アラワイ運河に投入された「元気玉」は、微生物や植物等の生物が持つ化学物質の分解能力、蓄積能力などを利用して土壌や地下水等の汚染浄化を図る技術であるバイオレメディエーションで生み出されたもので、元気玉によって水中のヘドロが一掃され、ヘドロがなくなることで底や砂、岩が見えるようになるほか、小魚などの生態系も戻ってくるようになるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ