連邦当局は28日(火)、ハワイ島沖で接近制限規制が設けられているハシナガイルカ(spinner dolphin)に接近して嫌がらせをしたとして、33名の違反者についての調査を開始したと発表した。
当局によると、26日(日)にハワイ島のホナウナウ湾で30名以上のスイマーがハシナガイルカの群れに故意に追跡したり接近したりする様子がドローンによって撮影されており、ハシナガイルカに対して設けられている接近制限規制を守らなかったとして調査を行うとともに、これらの違反者や今回の違反行為に関する情報を求めるとしている。
ハワイ諸島沖に生息しているハシナガイルカに関しては、海洋哺乳類保護法に基づきハワイ諸島の海岸から2海里(4km)以内にいるハシナガイルカと一緒に泳いだり、50ヤード(46m)以内に近づくことを禁止する接近制限規制が設けられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ