オアフ島ワイキキのホノルル動物園は2日(火)、13日前にヒガシクロサイのベビーが誕生したと発表した。
同園の新たなメンバーとして誕生したのは、昨年の秋にサンディエゴからやってきたサイのカップル、アリアとケンディの第一子となる男の子で、動物園側は、誕生後1時間以内に立ち上がって歩き出す様子も確認でき、園内ですくすくと成長中であるとしている。
なお、誕生したばかりのベビーは現在、園内にあるサイの展示スペースの半分で母親のアリアと過ごしているものの、安全が確認された後に展示スペースの残りのスペースで生活中の父親のケンディと一緒になる予定となっている。
ヒガシクロサイは、国際自然保護連合のレッドリストで密猟により絶滅の危機に瀕しているとされている種で、人間の飼育下で生活した場合は、最長で50年ほど生きることができるとされている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ