ハワイ州議会では、州運輸局が車両のマフラーが発する騒音を取り締まるために導入を予定している新たなプログラムに、250万ドルの資金を投じる案を承認。今後、違法マフラーが発する騒音の取り締まりが行われる見通しとなっている。
州運輸局では、違法マフラーの騒音取り締まりのため、騒音を検知できるマイクと、車両のナンバープレートの写真を撮影するカメラを既存のインフラに設置する予定で、騒音検知マイク等は、現在、オアフ島の一部で試験導入されている赤信号監視カメラと同様に機能し、違反した場合には、車の登録所有者に罰則金に関する違反チケット等が送付されることになるとしている。
なお、ホノルル市の騒音条例では、車から発せられる騒音が道路上で30フィートの距離に届くほど大きい場合、初犯で$100の罰則金を科すと定めている。
当局では、最初の騒音検知システムは、騒音苦情の多いマノア地区やカカアコ、ワイキキに設置される可能性が高いとしているものの、同システムの導入を希望するコミュニティにのみ装置を設置するほか、騒音取り締まりプログラムの開始時期は現時点で不明で、導入までに少なくとも2年はかかる可能性があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ