米国地質調査所では、ハワイ島のキラウエア山で再噴火の可能性があるとして警戒を続けている。
地質調査所の専門家は、20日(土)だけでも100回以上の頂上直下での地震の発生が確認され、キラウエア山周辺での地震発生率が上昇しているものの、現時点ではガスの排出量は低いままとなっており、噴火委警戒レベルは引き続き「勧告(Advisory)」のままであるとしている。
ただ、山頂の下にマグマが集まっているとみられており、当局では、キラウエア山頂での噴火は差し迫ったものではないものの、警告なく噴火が起こる可能性を示唆しているとして、キラウエア山やほかのハワイの火山に変化がないか監視を続けているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ