州土地天然資源省当局は、絶滅危惧種に指定されているハワイアンカタツムリを、オアフ島カイルア地区からパールシティ地区の新施設に移送したと発表した。
今回10台の車両を使って移送されたのは、絶滅危惧種に指定されている約8,000のハワイアンカタツムリで、州のカタツムリ絶滅防止プログラムを数年間運営してきたデビッド・シチョ博士は「これらのカタツムリは小さいかもしれませんが、同じく絶滅危惧種に指定されているハワイアン・モンクシールのような大型でカリスマ的な絶滅危惧種に劣らず重要です」とコメントしている。
なお、関係者は、今回のカタツムリの移送について、一度に同じ場所から別の場所に移動された保護種の数の最大記録になる可能性があるとして、ギネス世界記録に登録することを検討していると明らかにしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ