ホノルル市当局は今日30日(金)14:00より、オアフ島初となる鉄道システム「スカイライン」の運行を開始する。
今回、運行が開始するのは、島西部のカポレイ地区からアロハスタジアム間の11マイルの区間で、片道の所要時間は22分となっている。また、9つある駅のうち、3つの駅には近隣にスカイライン利用者向けの駐車場が整備されており、ハワイ大学西オアフ校近くのキオネエ駅には900台収容の駐車場があるほか、ホオピリ住宅街近くのホヌリウリ駅には350台、アロハ スタジアム近くのハラワ駅には600台の駐車スペースが設けられている。
なお、当局では、鉄道の運行開始を記念し、6月30日(金)の14:00~18:00と、7月1日(土)~7月4日(火)に、多くの市民に鉄道の乗り心地などが体験してもらうことを目的とした無料イベントを開催。ザ・バスで導入されているHOLOカードがあれば誰でも無料で鉄道に乗車することができる。
オアフ島の鉄道システム計画は約16年前にスタート。2020年よりカポレイ=アラモアナ間で鉄道の運行が開始される予定となっていたものの、計画変更と建設の遅延が続いている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ